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冷える夜の 熱燗迎へ おちょぼぐち 2005/12/20
寒〜い夜には熱めの燗できゅっといくと、とっても暖まります。
体の中から暖めましょう♪
支度して 心静かに 雪見窓 2005/12/15
冬支度をすっかり終えた猫柳が雪見窓から見えています。
ドドンドン 屋根のドラムに 霰かな 2005/12/2
霰(あられ)が急にドンドンと屋根を鳴らして降っています。
北陸ならではの音楽♪ですね。
いつまでも 勝てないカニの じゃんけんぽん 2005/12/1
蟹はチョキしか出せないので、いつまでも”負け”です♪
行く道の 山茶花染める 朱絨毯 2005/11/20
山茶花は咲いているより落ちたときにその存在感を発揮します。
山茶花の花で彩られた赤絨毯のような人生を歩んでいきたいものです。
菊日和 君待ちがてに 酒を酌む 2005/10/28
菊日和のよき日に婚約を約束した男女。
君と一緒に住める日を心待ちにお酒を飲んでいる彼を詠みました。
次々と 伝言スタート 初紅葉 2005/10/25
春の桜とは違って、紅葉は峰から麓へとどんどん広がっていきます。
まるで、伝言ゲームのように次々と色づいていきます。どんなことを伝言しているのでしょうか?!
柿の葉の 腹いっぱいの 虫の跡 2005/10/20
虫が食べていった柿の葉の跡は、紅葉と混じって赤や黒や緑の色で
色づけられています。柿の実までは食べなくても虫はお腹いっぱいです。
柿の葉の (On a persimmon leaf,)
腹いっぱいの 虫の跡 (the marks left by a worm,has eaten to the full.)
山道に 光散りばめし 青紅葉 2005/9/20
まだ色づかない青々とした紅葉が光を浴びています
そしてその葉の間から光が注がれ、光が宝石のように山道に落ちているようです
京思ふ 運命悲しき 式部の実 2005/9/15
京都(宇治)から武生へ来たばかりの紫式部が
自分の身の上を悲しく思っている様子を想像して紫式部の実とかけてみました
一勢に 夕日に向かふ ねこじゃらし 2005/9/10
夕日に照らされて、風に吹かれると一勢に同じ方向を
向いているねこじゃらしを詠みました
雨にぬれ 風に重たき 夏柳 2005/8/20
しっとりと風に重たく揺れている柳
浴衣着で 夜空の花に 見とれけり 2005/8/5
花火の季節となりました。武生の花火大会も8月15日にあります。
朝顔と 一緒に開く まぶたかな 2005/7/17
朝早く目が覚めると朝顔もきれいに咲いていました。
ハザードを 友かと思う 蛍かな 2005/6/20
ハザードランプを暗闇の中でチカチカさせていると
蛍が「仲間が来た」と思って沢山集まってくるのです。
とても幻想的な光景です。
雑草の 中にキラキラ 小判草 2005/6/10
うっそうと雑草が生い茂っている中に
おや?と思う光る小さな小判を見つけました♪
おだやかな 水の流れに 花菖蒲 2005/5/22
子供らの 泣いては笑い 里若葉 2005/5/13
庭先に 鱗のアート 雪の下 2005/5/9
馬酔木の花 かんざしにして 春日山 2005/4/18
奈良出身である私は小さい頃春日大社の参道でよく遊んでおりました。
馬酔木の花は鹿が嫌う花です。その花を頭に付けて遊んでいれば、
鹿に襲われる心配ないと祖母が教えてくれました。
窓の下 チューリップ並んで 鼓笛隊 2005/4/6
たんぽぽの葉 大地にへばり 出しゃばらず 2005/3/26
たんぽぽの葉は地面にへばりつく様に伸びていきます。決して花を
じゃまするようなことはせず、脇役的存在です。その様な心も大切です。
春風に ハートがゆれる ペンペン草 2005/3/18
ペンペン草とは「薺(なずな)」のことです。葉はハートの形をしています。
風にゆれるたびにそのハートがゆれるのです。春は心もゆれ動く季節です。
雪とけて 蛇も穴から 娑婆に出る 2005/3/1
猫背して かまくら入り 赤い顔 2005/2/4
越前の町に 風花 舞い踊る 2005/1/17
風花は晴天にちらつく雪のことです。
床の中 紅一葉の 肌の色 2005/1/29
↑お客様から返句をいただきました。顔が赤くなる名句で、ありがとうございます。
雪の中 紅一点の 寒椿 2005/1/12
お客様に、この句に対しての返句をいただきました。
寒い冬 あなたの一言 あたたまる 2005/1/25
冷たい寒い時に言葉1つで温かい気持ちになることがあります。
コケコッコ 目覚めよき年 気もちよく 2005/1/4
今年は酉年、コケコッコーと朝気合が入ると気もちよい一日がおくれます。
初春 2005/1/1